高齢者福祉施設の違いについて理解していますか?

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こんにちは!

今回は高齢者福祉施設の違いについて理解していますか。について書いていきたいと思います。

皆さんは

・介護保険の認定は出たけどどの施設を使えばよいのか理解できない。
・老健とか特養とかよく聞くけど何が違うの、おじいちゃんに入所してほしいんだけどさっぱりわからない。
・うちのおばあちゃんにリハビリして欲しいんだけど、どの事業所でやっているの。

などの悩みを抱えていませんか。

その悩みを社会福祉士で高齢者施設勤務経験者の私が解決してみたいと思います。

高齢者施設はざっくり分けて2種類、入所系と在宅系に別れます。

入所系
特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護医療院(旧介護療養型病床)

在宅系
デイサービス、デイケア、ショートステイ、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ

入所系の説明から行きます

特別養護老人ホーム(特養)
この施設は入所して生活の援助をその場で受けることができる施設になります。入所するとほぼお亡くなりになるまでその施設で過ごされる方が多いです。介護保険で要介護認定をされた方が入所できます。基本的には自宅で介護ができない重度の方の入所が優先となります。

介護保険の要介護認定は要介護5の方が最重度の方となります。特別養護老人ホームの入所者の要介護度の平均は大体4前後になります。

余談ですが、比較的低料金で入所ができるので入所するのに数ヶ月から1年近くかかるケースも有るようです。

介護老人保健施設(老健)
この施設は入所してリハビリを3ヶ月から6ヶ月の間行って自宅に戻ることをコンセプトにした施設です。特養と違い、老健には看護師が24時間常駐しています。またリハビリ専門のスタッフとして理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが配置されています。

実態は老健に入所して特養の空き待ちをしている方が多いです。ので第二特養と揶揄されることもあります。国もこの点は問題視しており、回転率を高めている老健には介護報酬を多く配分するという方針になっているため、以前より長期滞在ができない状況ができつつあります。

介護医療院(旧介護療養型病床)
この施設は酸素吸入や点滴などの医療行為が常に必要な方の受け入れを行っています。要介護度3以上の方が基準となっています。この施設に入所するとお亡くなりになるまでお過ごしになる方が多いです。

以上が入所系の説明になります。

続いて在宅系の説明です。

デイサービス(通所介護)
こちらは自宅から施設まで通い6時間から8時間過ごして送迎により自宅に戻るサービスとなります。使える回数は要介護度や他のサービスの利用頻度によって異なりますが、月水金という週三回の利用が多い印象です。食事や入浴ができるのが特徴で、自宅でお風呂に入ることのできない人がデイサービスを使い入浴をするというケースもあります。

デイケア(通所リハビリ)
こちらは自宅から施設に通いリハビリを主に行う施設です。主に介護老人保健施設に併設されています。こちらも6時間から8時間過ごして送迎により帰宅します。最近ですと短時間リハビリ(滞在時間3時間位)を謳っている業者も多く見かけるようになりました。こちらも週3回利用というパターンが多いですね。

ショートステイ(短期生活介護)
ショートステイは1泊2日から最大2週間程度の利用を想定した、短い期間お泊りをしてその間は介護サービスを受けることができるという施設です。特別養護老人ホームの空きベットを利用するケースも多く見られます。介護老人保健施設、介護医療院でもショートステイはありますが、名前が短期生活療養介護という名前になります。要介護度やその他のサービス利用状況によって最大利用日数は異なります。

訪問系3サービスについて

・訪問看護は看護師が訪問して医師の指示のもとに自宅で医療行為や処置を行うサービスです。
・訪問介護は介護職員が訪問して生活のサポートやおむつ交換等の医療行為に満たない介護を行うサービスです。朝の身支度や掃除などをサポートしてデイサービスの送り出しなども行っています。
・訪問リハビリは理学療法士などが自宅に訪問してベット脇でリハビリをしたりマッサージなどをして筋力維持向上をするサービスです。

ケアマネジャーという強い味方がいます

たくさんサービスがあるので混乱されてしまう方もいらっしゃると思いますがご安心ください。これらのサービスをコーディネートしてくれる強い味方がいます。それはケアマネジャーです。

ケアマネジャーは要介護認定が出た方の状態を把握して、その人の状態に合ったサービスを組み合わせることを仕事としている人です。なので介護保険の要介護認定を取り、サービスを使いたいという場合にはまずケアマネジャーに相談しましょう。

ただ、ケアマネジャーに丸投げするというのもよくなく、本人やご家族もどういうサービスがあるのか概要だけでも知っておくことはとても大事です。

例えば「老健は長くいられる施設じゃないの?」などの誤解をされる方が多数いる現状で、お互いの信頼関係を築きやすいようにという思いで、微力ながら施設の違いを説明させていただきました。

この記事があなたの参考になれば幸いです。

それではまた次回お会いしましょう!

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